ピラティスで膝が痛くなる原因とは?
「ピラティスを始めたら膝が痛くなった…」
「スクワットやランジをすると膝が痛い」
「私にはピラティスが合わないのかな?」
そんな不安を感じたことはありませんか?
実は、膝そのものが原因ではなく、股関節や足首、体幹の使い方が関係しているケースも少なくありません。
今回は、膝が痛くなる原因を解剖学を交えながら、分かりやすく解説します。
膝は”曲げ伸ばし”が得意な関節

まず知っておきたいのが、膝関節は「曲げる・伸ばす」ことが得意な関節です。
一方で、
・身体をひねる
・左右へ動く
・バランスをとる
これらは本来、股関節と足首が担当しています。
つまり股関節や足首がうまく働かないと、その負担を膝が代わりに受けてしまいます。
ピラティスで膝が痛くなる良くある原因
① 股関節が硬い

股関節は脚の土台になる関節です。
ここが硬いと、しゃがむ時や立ち上がる時に
膝だけが大きく曲がり、負担が集中します。
本来は、股関節→膝→足首と全身で分散される力が、膝だけに集まってしまうのです。
② お尻の筋肉が使えていない

特に大切なのがお尻(大殿筋・中殿筋)です。
この筋肉には
・骨盤を安定させる
・太ももの向きを整える
・膝が内側へ入るのを防ぐ
役割があります。
しかし、お尻が使えないと前ももばかり頑張り、膝が内側へ入りやすくなります。
この状態をニーイン(Knee In)と呼びます。
ニーインは膝への負担を増やす代表的な動きです。
③ 足裏で踏めていない

足裏は身体の土台です。
特に、親指・小指・かかとのこの3点で支えられることが理想です。
足裏が不安定になると身体がぐらつき、その揺れを膝が支えようとします。
その結果、膝周囲の筋肉が緊張し、痛みにつながることがあります。
④ 体幹が安定していない

ピラティスでは体幹を安定させながら動きます。
しかし腹筋や背筋が十分に働いていないと、身体が左右にぶれ、膝へ余計な力が加わります。
これは”土台が揺れた家”と同じような状態です。
・膝が痛くなりやすい人の特徴

✓ 股関節が硬い
✓ お尻が使えていない
✓ X脚傾向
✓ 足裏が不安定
✓ 前ももばかり使う
✓ 反り腰
このような特徴がある方は、膝へ負担がかかりやすい可能性があります。
・セルフチェック

以下のセルフチェックしてみてください!
□ 片脚立ちが20秒できる
□ スクワットで膝が内側に入らない
□ あぐらがかける
□ 足裏全体で立てる
・ピラティスで整えるには?
ピラティスでは膝だけを見るのではなく、股関節・足首・体幹・お尻を一緒に整えていきます。
身体全体のバランスが整うことで、膝への負担が軽減され、動きやすい身体を目指すことができます。
まとめ
膝は身体の真ん中にある関節ですが、実際には股関節と足首の影響を大きく受けています。
そのため、膝だけをケアするのではなく、身体全体の使い方を見直すことが大切です。
痛みがある場合は無理をせず、必要に応じて医療機関を受診しながら、ご自身の身体に合った運動を続けていきましょう。
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